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慶應義塾大学アート・センターのお知らせや、活動のレポートをお届けします


アーカイヴ利用者の声(2015年1月)

アーカイヴにお越しくださった方々から、ご感想やご意見をいただき、ご紹介しています。

1月は12名の方々がアーカイヴを利用されました。

1月19日(月)は、東京藝術大学大学院映像研究科非常勤講師の馬定延氏の引率で下記人材育成プログラム研修生の方々がアーカイヴの見学にいらっしゃいました。

アーカイヴそのものを学びに来られた馬氏と研修生のみなさまのご感想の一部をご紹介いたします。

 

馬定延氏のご感想

東京藝術大学大学院映像研究科主催の平成26年度文化庁大学活用事業「リサーチ型アートプロジェクトのための人材育成(通称geidaiRAM、責任者:桂英史教授)」 のスタッフとして、研修生一同と見学させていただきました。具体的に拝見したのは、瀧口修造氏、草月アートセンター、ふくい国際ビデオビエンナーレに関する資料の一部です。 ソニー歴史資料館とNHK アーカイブスに引き続く見学だったということもあり、芸術関連資料特有の存在感が極めて印象的でした。 また、人間にとって快適というよりは資料保存に適した室内環境のなかで、中嶋興氏の写真資料整理に専念しているスタッフの様子から、アーカイヴができるまでのプロセスを肌で覚えることができました。 上崎千さんの解説と案内のお蔭様で有意義な見学になったと思います。ありがとうございます。

 

研修生のみなさまのご感想

●本日のレクチャーをふまえて、新たに調べたり学びたいこと

・ephemeralなものをアーカイヴすることの意味、価値。

・資料の管理と公表の方法、著作権の取り扱い、古い書物の公表の方法。

●参加前と参加後で大きく変わったこと

・NHKとは違うタイプの資料の管理について知ることができた。ただ、管理スペース、人材などを考えると、この先どのように展開していくのかが気になった。

●講義中に印象に残った点、または新たに浮かんだアイディア

・私的な資料には、公共財としての性格と、プライバシーとしての性格があるが、コンフリクトが生じそう。

●有意義だった、あるいは役に立ったと思うこと

・封書や葉書の保存の仕方などを実際に見たのが初めてだったので有意義でした。

・実際に絵葉書、書簡、ポスターなどを拝見し、管理・保管の難しさや、どういったデータを抽出してラベリングしていくのかがまだ課題であると感じました。 同時に、実物を見ることによって、そこに立ち昇る時代性のようなものを体験することができ、非常に興味深い時間を過ごすことが出来ました。

・具体的な作業や、どんなものがどのような形で保存されているのか、また、保存されたポスターや書簡等の実物も見せて頂き、 当時の実物そのものを見るという体験の強さや鮮やかさのようなものを感じました。そういった体験や発見が、活用する研究や研究者にとって とても重要なものになるのだろうということも、実感として感じられた気がしました。

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