KUAC Blog

慶應義塾大学アート・センターのお知らせや、活動のレポートをお届けします


アーカイヴ利用者の声 (2015年12月)

12月はのべ31名の方がアーカイヴを利用されました。

今回はその中から、同志社大学の福野順平さんに寄せていただいた感想をお伝えいたします。

——————————————————

この度は、12月14日から17日までの4日間、慶応義塾大学アート・センターを利用させていただきました。今回の目的は1970年に開催された「第10回日本国際美術展」(東京ビエンナーレ)についての修士論文執筆のための調査でした。貴センターは東京ビエンナーレを企画した毎日新聞社に当時所属しておられた峯村敏明先生の資料を中心に保管しておられます。 60年代以降美術作品が客体性を持つと指摘され、良かれ悪しかれ作品が展示される場所、方法などが極めて重要になってきたとも言え、また展覧会企画者の存在も重要性を増してきました。近年国内外において展覧会の再演が行われていますが、展覧会の再演は当然のことながら、まず当時の展覧会の実態を具体的に理解することから始めなければならないと思われます。具体的な展示場所や展示方法を知るには当時の貴重な写真群や文書などのアーカイヴが極めて重要な要素になってきます。貴センターは一般大学所属であるにもかかわらず、アーカイヴだけでなく、アート・スペースという展示施設をも持つ国内においては極めて珍しい施設でありますが、2月に東京ビエンナーレの具体的な展示を明らかにした展覧会(資料展)を開催予定と伺いました。今後この展覧会が東京ビエンナーレ研究における貴重な一歩となることを心から願っております。この度は誠にありがとうございました。

——————————————————

Facebook

    慶應義塾大学アート・センター

    108-8345 東京都港区三田2-15-45
    t. 03-5427-1621 f. 03-5427-1620
    http://www.art-c.keio.ac.jp/
    平日 9:00-17:00

    Keio University Art Center

    2-15-45, Mita, Minato-ku, Tokyo, 108-8345, Japan
    t. +81-(0)3-5427-1621 f. +81-(0)3-5427-1620
    http://www.art-c.keio.ac.jp/
    9:00-17:00 weekdays