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【催事報告】アムバルワリア祭V 西脇順三郎と井筒俊彦──ことばの世界

◇ アムバルワリア祭V 「西脇順三郎と井筒俊彦――ことばの世界」

【日 時】2016年1月23日(土) 14:00 – 17:00

【H P】http://www.art-c.keio.ac.jp/news-events/event-archive/ambarvalia5/

 

本年度も多彩な講師の方々をお迎えして「アムバルワリア祭V」を開催しました。1月23日(土)、雪の予報も出るなか、朝から心配していましたが雨も雪も降らずに、無事に開幕。
新倉俊一先生による導入コメントののち、文学部の高橋先生が「文学部の西脇と井筒」について話されました。昨年12月の文学部125周年記念展示をオーガナイズされた高橋先生の、「内部の者から見た二人の巨星」の視点は、参加者の皆さまにも新鮮に映ったことでしょう。
詩人の野村喜和夫さんは、「神秘と諧謔」をキーワードに西脇と井筒の言語世界を自在に逍遥し、朗読も交えての語りは、もっと聞いていたいと思われた参加者も多かったのではないでしょうか。
2011年に『井筒俊彦―叡知の哲学』(慶應義塾大学出版会)を世に出し、巨大な知性と深く向き合ってきた若松英輔氏のご講演は、やわらかな語り口でありながらも、井筒俊彦という偉大な存在の核心をわたしたちに示してくださいました。続く坂上弘氏もまた、井筒の残した膨大な資料と真摯に向き合い、全集にまとめあげた出版人としてのお立場から、わたしたちの伺いしれないご苦労やエピソードをお話くださいました。
例年より時間を長く設定して開催いたしましたが、それでもやはり、あっという間に時間が過ぎてしまい、名残惜しさのうちに閉幕を迎えました。
新倉先生がおっしゃっていたように「西脇順三郎を多様な角度から、今の時代にふたたび問うてゆく」その端緒を開く試みではありますが、充実した一日であったと思います。来年もまた、新たなテーマで皆さまとともに西脇順三郎の世界に分け入ってゆければ幸いです。  (森山)

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