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慶應義塾大学アート・センターのお知らせや、活動のレポートをお届けします


【催事報告】文化装置としてのアーカイヴ構築

◇ 文化装置としてのアーカイヴ構築

【日 時】第1回:2015年11月28日(土)

第2回:2015年12月18日(金)

第3回:2016年1月28日(木)

【H P】http://www.art-c.keio.ac.jp/news-events/announcements/archive-study/

 

1月28日(土)、当センターが定期的に開催している「アーカイヴの形態学研究会」を一般参加者の方々にも公開するという形で、講座「文化装置としてのアーカイヴ構築」が開催されました。通常の参加者(主に研究者)に加え、一般参加者として、アーティスト、ビジネスマン、ライターなどの多彩な顔ぶれを得て、有意義なワークショップとなりました。
まず、進行役の粂川麻里生(当センター副所長・文学部教授)が研究会がこれまで話題にしてきた重要トピックを紹介しました。さらに上崎千(当センター所員)がアーキヴィストとしての実務に即しながら、アーカイヴ構築という作業の思想的・文化的意味について論じ、その後フリー・ディスカッションへと移行していきました。その中で明らかになったのは、法的にも学問的にもいまだ何ものでもない「マテリアル」から「資料」を生み出すアーカイヴ装置の政治的な意味です。「アーカイヴ」という言葉の語源的な意味は「国家当局」また「公文書館」でしたが、まさにアーカイヴこそは国家権力と学知、その両方の根拠が生成される場所であるわけです。私立大学の小さな研究所で、現代芸術のアーカイヴを構築していくことは、日本社会の文化力を中心からではなく、周辺かつ底辺から活性化させていこうという試みになります。参加者の方々は、それぞれの関心から、「アーカイヴ装置」によって創出される社会活性化への思いを語っていました。  (粂川)

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