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慶應義塾大学アート・センターのお知らせや、活動のレポートをお届けします


【催事報告】講演会 都市文化の物語:港区文化資源の近世と現代

2017年11月18日(土)午後2時 – 4時30分
慶應義塾大学三田キャンパス西校舎519番教室
参加人数:80名強




講師に、慶應義塾大学文学部教授(同アート・センター所長)の内藤正人先生と、建築家の伊坂道子先生をお招きして、美術史、建築史の各方面から、三田・芝地域の歴史を紐解きました。内藤先生による「幕末明治の慶應義塾周辺〜増上寺・愛宕社・高輪・三田界隈」では、江戸図屏風を皮切りに、最後は現在の三田キャンパス内(島原藩松平家中屋敷)で誕生した伊予松山藩士内藤鳴雪の自叙伝から、三田周辺で生きた幕末の人物の、リアルな日常の様子を紹介しました。伊坂先生の「増上寺旧境内の変遷〜芝地域とともに」では、明治時代の増上寺の地図や写真、子院である妙定院の熊野堂の解体修復工事の動画など、豊富な資料を紹介いただき、50分では、語り尽くせない程の充実した内容となりました。
本講演会は、平成29年度港区文化プログラム連携事業として、港区の共催で開催したことから、近隣の住民へ広報が行き渡り、講演会のみならず同日開催の「建築プロムナード」の集客にも繋がりました。大学の学術的な蓄積が、地域の住民の方々に還元されたことは今回の成果と言えます。しかし一方で、「都市のカルチュラル・ナラティブ 文化資源の過去と現在にであう」というプロジェクト名を掲げたにも関わらず、本講演会では、近世から近代に時代が限定され、現在の視点が弱かったというご指摘もありました。12月16日には、現代の建築を含めた建築ガイドツアーを開催予定ですが、来年度以降、本プロジェクトを続けるなかで、今後の課題としたいと考えています。(松谷)

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